もともと興味があったのだが、招待券が手に入ったので、平日休みを利用して、奥さんと行くことに。
(子どもは奥さんの実家で預かって頂いた。感謝。)
期待以上の内容だった。
生の原稿や原画は、漫画で見るのとは異なる、ものすごい迫力があった!
絵の上手さ、すばらしさだけではなく、そこからにじみ出て、訴えかけるような不思議な印象で、見ていると引き込まれ、それだけで感動を覚えるものだった・・・
手塚氏のすばらしさを改めて実感した。
私は小さい頃から漫画が好きで、色々と読んできた。
手塚氏の漫画も、父が集めていたこともあり、色々と読んだ。
しかし、手塚氏の漫画ほど、今でも鮮明に心に焼きつき、少なからず、自分に影響を与えた漫画は他には見当たらない。(一つだけ例外がある。浦沢直樹氏の「MASTERキートン」だ。)
「生」や「死」というものを考える上で、「ブラックジャック」や「火の鳥」、「ブッダ」や「ジャングル大帝」など、数々の手塚氏の作品は、非常に大切なものを読者に訴えかけていると、常々感じていた。
そういう点では、漫画という枠を超えた、ある種文学にも近いとさえ言えるのではないかと思う。
子どもにも是非読んでもらいたい。
そして、読んだことが無い人たちへもっと知ってもらい、広まって欲しいと願う。
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