久しぶりに行ってみた。
あいかわらず、美味しそうなケーキが並んでいる。
その中から4つを選抜。
■ショコラ・キュイ
サクッとした食感で、シリアルが芳ばしい。
(どうやら、ヴァローナの「パール・クラッカン」というものらしい)
本体部分はチョコレートケーキで、とても濃厚でなめらか。
カカオ70%のチョコレートを使用しているとのことで、味はかなりビター。
かといって苦いわけではなく、程よい甘さが絶妙のバランス。
パール・クラッカンの食感も印象的。
■ロゼ
上部はフランボワーズとゼリー
外側はホワイトチョコレートのムース。
内側はベリー系のジュレ。
土台は洋酒に浸したスポンジ。
口当たりは軽やか。ふわっと、口の中で解ける感じ。
ホワイトチョコの濃厚さと、ベリーの爽やかさが調和している。
ゼリーは口当たりのアクセント、といったところか。
シャンパンを使用していると説明書きにはあったと記憶しているが、
ゼリーとスポンジ部分に利用されているのだろうか。
残念ながら、それほど繊細な舌でもなく、判別はできなかった・・・
■フロマージュ・クリュ・ル・ガール
外側はレアチーズケーキ。
内側は苺のジュレ。(たぶん)
下側はスポンジ。
食感はロゼに似て、軽やか。
しかし、チーズの味と香りはしっかりとしており、苺のジュレとの相性も良い。
とても上品なレアチーズケーキである。
赤坂 しろたえのチーズケーキとは対照的だ。
(値段が全然違うので、比較するのはおかしいかもしれないが・・・)
■カルム
上部はジャスミンティーのゼリー。
外側はライチのムース。
内側はマンゴーのムース。
土台はビスケット(と言ってよいのか自信はないのだが・・・)。
「ロゼ」同様、ムースなので、口当たりは軽やか。
口に入れると、ライチの香りが広がり、
徐々にマンゴー、ジャスミンの香りが鼻を抜け、
その余韻がしばらく続く。
それぞれの素材はどれも個性のあるものだが、
一緒になると不思議と調和している。
ゼリーのプルッ、ムースのフワッ、ビスケットのサクッとした食感も楽しい。
とても印象的で新鮮な一品である。
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